漠然とした不安

なぜ今、私はここにいるのだろう?
着地点は見えているのだろうか?
到着地の知れない船に乗っているのでは?
船の船長は誰?

・・・それは航海ではなく、遭難と言えるのではないであろうか?

「椰子の実」のように、流れ着いた先で自らを誰かに委ねることのできる性格ならば今のままでもよさそうだけれども、残念ながら私はそのような性格ではなく。

船頭は私。目的地を決めるのも私。
今まで避けてきたことに着手するのは怖いけれども、ちょっとワクワクしてきた。